1. 【プロが解説】蓄熱式VS熱破壊式脱毛|痛みや効果の違いを徹底比較
医療脱毛を検討する際、「蓄熱式」と「熱破壊式」という2つの方式の違いを理解することが重要です。
それぞれの特徴を把握することで、自分に最適な脱毛方法を選べるようになります。両方の脱毛方式を扱ってきた経験から、その違いを詳しく解説します。
まず基本的な原理から見ていきましょう。
熱破壊式(ダイオードレーザーやアレキサンドライトレーザーなど)は毛根に瞬間的に高熱を与えて破壊する方式です。一方、蓄熱式(SHR方式)はより低い熱を少しずつ蓄積させて毛包を無力化します。
痛みの面では明確な差があります。
熱破壊式は輪ゴムではじかれたような鋭い痛みを感じる方が多く、特に濃い毛や太い毛がある部位では痛みを強く感じやすいです。
対して蓄熱式は熱い石に触れたような温かさを感じる程度で、痛みに敏感な方でも比較的受けやすいのが特徴です。
効果については、熱破壊式は1回あたりの効果が高く、毛が濃い方に特に効果的です。
蓄熱式は1回あたりの効果は穏やかですが、産毛や細い毛、日焼けした肌にも対応できる汎用性があります。
肌トラブルのリスクも異なります。
熱破壊式は火傷や色素沈着のリスクが若干高い傾向にありますが、最新の冷却システム搭載機器では大幅に軽減されています。
蓄熱式は低出力で皮膚への負担が少なく、敏感肌の方でも受けやすいでしょう。
照射スピードでは、最新の熱破壊式機器は広範囲を一度に照射できるものもありますが、一般的には蓄熱式の方が施術時間が短いケースが多いです。これは低出力を連続的に照射できるためです。
どちらが優れているかは一概に言えず、肌質や毛質、痛みへの耐性によって最適な選択は変わります。
濃く太い毛に悩む方で痛みへの耐性がある方は熱破壊式、敏感肌や痛みに弱い方、また産毛の脱毛を希望する方は蓄熱式が向いているかもしれません。
実際の現場では、両方の技術を組み合わせたハイブリッド脱毛も増えてきており、それぞれの良さを活かした施術が可能になっています。
脱毛クリニック選びの際は、どのような機器を使用しているのか、自分の肌質や毛質に合った方式かを確認することをおすすめします。
2. 脱毛効果を左右する!蓄熱式・熱破壊式の特徴とあなたの肌質に合うのはどっち?
医療脱毛の効果を最大限に引き出すためには、自分の肌質に合った脱毛方式を選ぶことが重要です。
現在主流となっている蓄熱式と熱破壊式には、それぞれ特徴があり、肌質によって相性が大きく変わってきます。
【蓄熱式脱毛の特徴】
蓄熱式脱毛は、メラニン色素に反応する波長の光を照射し、毛包内にじわじわと熱を蓄積させる方式です。
代表的な機器としては、メディオスターNeXTProやラシャ、ソプラノアイスプラチナムなどがあります。
特徴としては、
・痛みが少ない(熱が分散されるため)
・日焼け肌や色黒肌にも対応可能
・産毛や細い毛にも効果的
・肌トラブルのリスクが低い
【熱破壊式脱毛の特徴】
一方、熱破壊式は一瞬で高出力の光を照射し、毛根を瞬時に破壊する方式です。
アレキサンドライトレーザーやYAGレーザーなどが代表的な機器で、湘南美容クリニックやリゼクリニックなどで採用されています。
特徴としては、
・効果の実感が早い(1回の施術でも効果を感じやすい)
・太い毛に特に効果的
・施術時間が短い
・完了までの回数が少なくて済むことが多い
【あなたの肌質に合うのはどっち?】
◆蓄熱式が向いている人
・痛みに弱い方
・色黒肌や日焼けしやすい方
・敏感肌や肌トラブルが起きやすい方
・産毛や細い毛の脱毛を希望する方
◆熱破壊式が向いている人
・効果の早さを重視する方
・色白で毛が濃い方
・太い毛が多い部位(ワキやVIOなど)の脱毛を希望する方
・短期間で脱毛を完了させたい方
実際の現場では、最新の医療脱毛クリニックでは両方の機器を導入し、部位や毛質に合わせて使い分けるケースも増えています。
アリシアクリニックやエミナルクリニックなどでは、カウンセリング時に肌質や毛質を詳しく診断し、最適な脱毛方法を提案してくれます。
最終的には、自分の肌質と脱毛の目的を明確にした上で、医師やカウンセラーと相談しながら決めることをおすすめします。無料カウンセリングを利用して、実際に肌診断を受けてみるのも良いでしょう。
3. 医療脱毛選びで失敗しない!蓄熱式と熱破壊式の料金・施術回数・アフターケアを完全ガイド
医療脱毛を検討する際、「蓄熱式と熱破壊式、どちらがコスパがいいの?」「必要な回数は?」と悩む方は多いでしょう。この記事では両方式の料金相場や必要な施術回数、アフターケアの違いを徹底比較します。
【料金比較】
蓄熱式脱毛の料金相場は1回あたり全身で60,000〜80,000円程度。
メディオスターNeXT PROなどの機器を使用するリゼクリニックやアリシアクリニックでは、5回コースで300,000円前後が一般的です。
一方、熱破壊式は1回あたり全身で50,000〜70,000円。
ジェントルレーズなどを使用する湘南美容クリニックやエミナルクリニックでは、5回コースで250,000円程度からとやや安価な傾向があります。
【必要な施術回数】
蓄熱式は毛周期に関わらず施術できるため、通常5〜8回程度で満足いく効果を得られます。毛が薄い方や産毛の多い部位に特に効果的です。
熱破壊式は強力なパワーで毛根を破壊するため、剛毛には4〜6回程度で効果を実感できますが、部位や毛質によっては8〜12回必要なケースも。
特に顔や脇などの産毛には追加施術が必要になることが多いです。
【アフターケアの違い】
蓄熱式は肌への負担が少ないため、施術後の赤みやほてりが軽度で、多くの場合その日のうちに収まります。リゼクリニックでは無料のアフターケア相談を実施しており、肌トラブルにも迅速に対応してくれます。
熱破壊式は強い刺激を与えるため、施術後1〜3日程度の赤みや腫れが生じることがあります。湘南美容クリニックでは冷却ジェルの無償提供や、万が一の肌トラブル時の診察が無料で受けられるサポート体制を整えています。
【支払い方法】
両方式とも、医療ローンやクレジットカード分割払いに対応しているクリニックが多いです。アリシアクリニックや湘南美容クリニックでは無金利の医療ローンを提供しており、月々10,000円程度から全身脱毛を始められます。
【選ぶ際のポイント】
・剛毛の多い方→熱破壊式(ジェントルレーズ等)がおすすめ
・産毛や細い毛が気になる方→蓄熱式(メディオスターNeXT PRO等)が効果的
・敏感肌の方→肌への負担が少ない蓄熱式が安心
・予算重視の方→初期費用は熱破壊式が若干安いことが多い
医療脱毛は決して安い買い物ではありません。効果や料金だけでなく、アフターケアの充実度や通いやすさなども考慮して、自分に合ったクリニックと脱毛方式を選びましょう。
無料カウンセリングを複数のクリニックで受けて比較検討することをおすすめします。